2010年3月8日月曜日

芸術は万人の為に

人間の五感、ひいては六感まで楽しませるものでなければ芸術ではないと私は考える。
絵画は目の不自由な人には楽しめない。
音楽は耳の不自由な人には楽しめない。

味覚、触覚までをも楽しませる。そんな芸術を私は目指したい。

映画や演劇の限界を私は信じない。
文字による表現の束縛は、私を枯渇させるだけだ。
だから、私は書き続ける。
不自由、差別、全てを越境し、万人が楽しめる芸術を私は目指す。
そう、越境こそ、そして夕焼け空と青空の境界線のように、曖昧に全てが溶け込んだ空間こそが私の居住区なのである。

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