2010年2月28日日曜日
関西の皆様へ
地元の皆様、心よりお待ち申しげます。
詳細は下記よりご参照下さい。
http://www.co2ex.org/2010jyouei/index.html
2010年2月27日土曜日
2010年2月26日金曜日
夕張レポート
主演の哀川翔さんの自分を抑えた演技は存在感に溢れて素晴らしい。知人も何人か出演していて、本当に楽しめました。
さて、我々の『沈黙の隣人』の二回目の上映は2/27(土)13:00から夕張商工会議所です。
北海道に今いらっしゃる皆様是非!!
2010年2月24日水曜日
オープニング男
http://yubarifanta.com/index_pc.php?ct=films.php&langue=21010
「どんづまり便器」は大阪CO2オープニング上映。オープニング俳優の呼び声高い俺(#^.^#)
http://www.co2ex.org/2010jyouei/index.html
2010年2月23日火曜日
「沈黙の隣人」夕張へ
某インタビューにて。
井川:フリーライターの井川と申します。本日はよろしくお願いします。
まずは、監督の増田さんにお伺いします。
今回チェリーレッド追悼上映と銘打ってますが、まずはそのチェリーレッド追悼映画を制作するに至った経緯みたいなものをお話しいただけますか?
増田:まず、ムーンストーンを立ち上げて様々なイベントを手がけていた時、チェリーさんにいろいろ手伝って頂いて、そこからのつきいあいになります。
チェリーさんは昨年永眠されましたが、自分が監督した「トウキョウ 守護天使」に際し制作協力していただき、出演もしていただきました。本当に映画を愛したチェリーさんの映画に対する思いを引き継ぐべく、今回この映画を撮りました。
井川:近藤さんは?
近藤:僕がチェリーレッドさんと初めてお会いしたのは昨年の秋で、とある映画での初日上映後、皆で食事をした時でした。結局、それが最初で最後となったのですが…。恐らく今回の映画の中でチェリーさんと出会った最後の関係者が僕だと思います…。そういう意味で凄く因縁みたいなものを感じます。
井川:昨年に引き続き「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に出品されるわけですが、この映画祭に対する思いをお聞かせ頂けますか?
増田:黄金咲ちひろと共に三回目の夕張となるわけですが、今回はうちの主力俳優の近藤善揮と、新人女優である円美穂のプロモーションを兼ねての夕張入りとなります。皆様、近藤と円をよろしくお願いします。
笑い
近藤:監督ありがとうございます。映画祭に参加される皆様、近藤です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
笑い
増田:ゆうばりファンタでは有名無名に関係なく様々な出会いがあります。海外からも多くの映画関係者が訪れます。そんな出会いを大切にして行きたいと私は考えております。
井川:ゆうばりファンタ上映後、この作品はどういった形で上映展開されて行くのでしょうか?
増田:まずはゆうばりファンタでの反応を見てみたい。展開はそこからだと思います。チェリーさんは音楽もこよなく愛した人でした。チェリーさんは決して金儲けの為にバンドマンをやっていたわけではなく純粋に音楽が好きだった。そういったチェリーさんのシンプルで楽観的な精神を受け継ぎ、今後の展開も考えて行きたいと思っております。
近藤:本当に同感ですね。僕も小劇場から俳優としての産声を上げました。掛け値なしの勝負をしてみたい。そんなふうに思いますね。でも本音では劇場公開されたら最高ですよね…。
井川:それでは、今回の映画の見所みたいなものをお聞かせいただければと思います。
増田:今回はキャストもさることながら、スタッフにおいてもほとんどその人間の等身大のスタンスで関わってもらいました。特に出演者に関しては、その俳優のアイディンティティや実存を反映した役を演じてもらったりしました。俳優それぞれの個性を越えた何かを感じてもらえるとありがたいです。
近藤:特にこの半年間の、増田監督と関わった男の友情みたいなものを、この映画を通じて感じていただければと思います。
増田:その通りだと思います。近藤君は、制作プロデューサーとして様々なパートで僕をフォローしてくれました。俳優との掛け持ちで本当に大変な苦労を味合わせてしまいましたが、いつも現場で笑顔を忘れませんでした。
井川:最後に監督にお伺いします。監督にとって映画とは何ですか?
増田:前作「おやすみアンモナイト」の劇場公開を通じて感じたことなんですが、興行的な損得勘定よりも、観て頂いた方が何を感じたかに興味が集約されるようになりました。もちろんこの考えは、プロデューサーとして映画に関わった場合は失格なんでしょうが、そんな映画をこれからも創って行きたいですし、必ずや創ります。
井川:本日はお忙しい中、ありがとうございました。ゆうばりファンタでの成功を祈っております。
増田:井川さん、ありがとうございました。
近藤:劇中音楽を今回は井川さんのレーベルから提供していただいたんですよね。僕も俳優としての自分は勿論ですが、作家、詩人としての側面も持っています。映画というのは総合芸術であり、僕はこれから自分のいろんな可能性を映画に盛り込んで行きたいと考えておりますし、本編一本一本が男の勝負の場だと、そういう信念の下で俳優業に勤しんでおります。本日はありがとうございました。
2010年2月16日火曜日
2010年2月15日月曜日
セピア色チョコレート ラブストーリー
歌詞のような光景が浮かぶチョコレートというお菓子。
甘い食べ物が大好きだ。
人間は、甘く生きていた方が良い。
セピア色のチョコレート。
また一つ思い出をありがとう。
善樹
2010年2月14日日曜日
俳優として事務書の看板を背負うという事
一般的にはオッサンと言われる年代だが、中身はまだまだガキである。
事務所の専属俳優となってから数ヶ月が過ぎた。
私の所属する事務所は小さな事務所であるが、この間、何人もの男性が所属希望を申し入れて来た。
しかしながら、事務所代表は
「当事務所の男優は近藤がいる。今は近藤をスター候補として売る事に特化しており、その他専属は現在のところ入れる予定はない。」
と、丁重にお断り申し上げて来た。
その言葉に応えるべく、私は普段から言動その他身の周りの状況に慎重に配慮してきたつもりであった。
しかしながら、この数ヶ月、私の蚊帳の外で諸々あり、私はその都度代表から呼び出しを受け、事情説明をするという出来事があった。
政治家のように、私の蚊帳の外でと、男らしくない事は言いたくない。私は都度都度その責任を感じ、状況に対応してきた。
私から発する言動や行動、または、「善樹」ではなく「善揮」に対する誹謗中傷は、私個人を越えて所属事務所に対するそれとも捕えかねない状況が、私をとりまく。
俳優として看板を背負うという事は、つまりは自分の顔は会社の顔であり、常にその事を肝に銘じ発言や行動をとらなければならないという事である。
そのかわり、私達4人の所属者は、何かあった時には徹底して結束する。
他者が糾弾を受けた時は、徹底して擁護する。
大手事務所のように見捨てるような事はしない。
マフィアではないが、ここはファミリーである。
私もその掟に従っている。
私は事務書の看板を背負っている。
高飛車になるつもりは毛頭ないが、安易な出演依頼、または軽はずみな出演要望などはしないつもりだ。
仕事が空く状況でも、けして安く自分を出さない事。それが自身の品格を保つという事であり、看板俳優の宿命である。
若い俳優は、よりそのあたりを大事にしないと、取り返しのつかない事になる。
花が咲き誇るのは、短い間である。
だからこそ、大切にしなくてはならないのである。
2010年2月12日金曜日
近藤善揮出演情報 沈黙を破った『沈黙の隣人』〜零号試写
本作と共に今月末、夕張国際映画祭へと向かう。
http://www.th21.jp/bbs/moriayu/
また、本日は一つ前の日記にある通り、鈴木邦男さんと松本哉さんのトークイベントがある為、私も事務所のお手伝いでユーロスペースに向かう。
極左と新右翼。
今から楽しみである。
詳細は下記よりhttp://www.tukinoishi.com/main.html
2010年2月9日火曜日
極左!? vs 新右翼!!〜松の葉揺らす鈴の調べ〜アンチナイト アンモナイト
その初日、ユーロスペースの客席は全てが埋まった。
見渡す限り、人 人 人…
その数145…。
立っている人がいた。
人という波の中に人が渦を巻き蠢く。
増田は浮かれていた。
数日後…慌しい奇跡は軌跡を残し、荒涼たる砂漠が吹雪に覆いつくされたようにスクリーンの前に広がっていた…。
監督、プロデューサー、宣伝配給までこなして来た増田は言う。
「劇場はオアシスのようなもの。初日が満席だからと言っても、それは蜃気楼のようなものなのかもしれない。現実、東京の夜空には雪が舞い、上映前の時間に雪が降り続け客足に影響を及ぼした。それが現実だ。雪で電車が止まり、家に帰れないという現実の方が一時のオアシスに身を沈めるよりも、はるかにリアルなわけだから…レイトショーなんか観ている場合ではないでしょう…。僕は作品の評価なんかよりも、そういう映画を取り巻く状況の方が気になって仕方のない人間なんです。」
しかしながら、オアシスは地下の水源を移動し人の心のように砂漠を移ろい行く。
だから、再びまたスクリーンの前にはオアシスが現れる。幻覚ではないオアシスが再び現れる事により、この映画は確かな現実となる。
そのオアシスは、突如として現れるやもしれぬもの。
私は、ある日突如として増田の前に現れた。
数ヶ月が時間軸を失ったように過ぎて行った。
この人の作る映画を、当初はサルバドールダリの絵が動画と化したものなのかと思った。
時間軸はDNAのように複雑に絡みつく。
だが、視点を定点ではなく風のように過ぎ行く大陸的なものに変えて行った時、目に移る風景が変わって行った。
これが増田の世界観なのかと感じた。
世界観は共有するものではなく、感じるものだ。
そして、移ろいゆくものだ。
ある日、移ろい行く風の如く、オアシスの如く、私は増田の前に現れた。
そして、間もなく「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」でフォーラムオープニング上映される増田の次回作「沈黙の隣人」で、私は増田の風景と化した。
これこそが、増田の演出する俳優 近藤善揮という名の風景だ。
移ろい行くオアシスには、小さな小さな文化も人の輪の中から育まれて行く。
ユーロスペースは、渋谷という砂漠の中の小さなオアシスである。スクリーンの中には、水源を変えた様々な幻影なのかもしれないオアシスが移ろい行く。
映画館は、眼前にいる観客という現実と、スクリーンの向こう側に広がる虚構という世界の溶け込む小さな人体ジオラマである。
もはやこの国は、善も悪も、保守も革新も、夕焼空と青空の境界線のように曖昧に溶け込み、ボーダーレスの時代へと向かっているのかもしれない。
保守党は、元自民党の党員により構成されている民主党という党により構成されている。そして野党は、今も尚、保守にこだわる自民党という党により構成されている。
保守なのか革新なのかその境界線は曖昧なものとなり、我が国を包み込む。
革新的新右翼として今も尚、その存在感を世間に知らしめる、「朝まで生テレビ」でもお馴染み、一水会 顧問 鈴木邦男。
法政大学から、貧乏人革命集団を組織し、数々のパフォーマンスとその個性溢れる著物でもお馴染み、松本哉。
夢のような対談が実現する。
2月12日(金)ユーロスペースにて上映後
「おやすみアンモナイト」公開記念トーク
松本 哉(素人の乱) × 鈴木邦男(一水会顧問)
「誰が呼んだか素人の乱 !!」
【出演】 松本 哉 鈴木邦男 昼間たかし 増田俊樹
※ 遂に実現 !! 松本 哉さん、鈴木邦男さんをお迎えし、
脚本家と監督の両名が「素人の乱」を徹底解剖 !!
http://www.tukinoishi.com/main.html
この、おやすみ前のアンチナイトな夜は、千夜一夜の如くスクリーンの向こう側に広がる、荒涼たる砂漠の中の、小さな小さな光のようなものなのかもしれない。
それは、あたかも冬の蜃気楼の如く。
至極の夜を、お見逃しなく。
時は…建国記念日の翌日…。
アンモナイトな夜は、アラジンの絨毯に乗り、紀元節を越境し行く。
2010年2月7日日曜日
日常はかくも非現実的に流れ行く
と、思っていた。
だが、20年以上も堅気の生活を送った事がない。
そういうものは、身について離れないものらしい。
カメレオンのように、与えられた役に変化して行く。
髪を普通に切った位では、私という強烈な個性は、元の私に戻ろうとするようだ。
それを、俳優のホメオスタシスとでも呼ぼうか。
関さんの個展に行って来た。
強烈な私が、鈍色の輝きを放っていた……。
■ 2010年2月5日(金)〜2月10日(水) 12:00〜20:00(最終日〜17:00)
■ 関宏紀写真展
■ 『都電日和」都電企画2』
場所 新宿眼科画廊 スペースO
http://www.gankagarou.com/map.html
http://www.gankagarou.com/sche/201002seki.html
〔展示概要〕
どこか懐かしくて、昭和のイメージがかすかに残る都電荒川線。
この沿線を使ってポートレートを撮り始めて5年が経ちます。
前回写真展から3年。どんな変化があるのでしょうか。
さて、沿線にモデルを立たせることは不自然なことですが、なる
べくポーズをつけないナチュラルスタイルで自然さを目指すこと
がコンセプトです。ごくたまに非日常的な写真も。
都電企画の写真をどうぞご覧にいらしてください。
2010年2月6日土曜日
漢字の郷愁〜書き順を覚えていますか?
日本語は世界に類のない美しさと響きを持っている。
日本語は単一民族言語であり、だから故に私達はその文化を大切に継承して行かねばならない。
過日、中学の教師をしている大学時代の友人に会った。漢字の書き順を知らない子供が増えているのだという。
パソコン、携帯電話の普及に起因している事は明確である。
ムンクの叫びのように、漢字が歪んで自分の風景となり、私の周りを飛んでいる錯覚に陥った。
英語はベッドの上でその大半を覚え……。おっと。
幼少期より、国語はスパルタ教育を受けた。
漢字のテストは夕ご飯前に必ず受け、合っているだけではダメで母の眼前で書き順までしっかり合っていなければ、夕食までたどり着けなかった。
今にして思えば、よく栄養失調にもならず、ここまで大きくなったものだと思う。
私が家庭を持っている頃に、子供に漢字の教育をきちんとしてあげられなかった事を今は後悔している。漢字の書き順ゲームソフトがもっと普及して行く事を切に願う。
英語を教えていた事がある。
英語は自分の持っている母国語のボキャブラリー以上に増えない。
だから受験生に言いたい。英語を磨くには先ずは母国語だ。
共通一次試験の最後の受験生だった。
翌年、今に連なるセンター試験へと変わって行った。
マークシート試験は、様々な弊害をもたらした。
漢字の書き順もまたその弊害を被った。
私達は、キーボードを離れ、手書きを見直す必要性に迫られているだろう。
あなたは、自分の名前を正しい書き順で書けますか?
2010年2月5日金曜日
関宏紀写真展〜都電日和」都電企画2
お時間ある方は、是非!
■ 2010年2月5日(金)〜2月10日(水) 12:00〜20:00(最終日〜17:00)
■ 関宏紀写真展
■ 『都電日和」都電企画2』
場所 新宿眼科画廊 スペースO
http://www.gankagarou.com/map.html
http://www.gankagarou.com/sche/201002seki.html
〔展示概要〕
どこか懐かしくて、昭和のイメージがかすかに残る都電荒川線。
この沿線を使ってポートレートを撮り始めて5年が経ちます。
前回写真展から3年。どんな変化があるのでしょうか。
さて、沿線にモデルを立たせることは不自然なことですが、なる
べくポーズをつけないナチュラルスタイルで自然さを目指すこと
がコンセプトです。ごくたまに非日常的な写真も。
都電企画の写真をどうぞご覧にいらしてください。