2010年3月31日水曜日

ナタデココプレゼンツ〜映像企画第二弾参加者募集!

映像ディレクターTさんの企画第二弾〜iPhoneでムービーレボリューション
http://www.youtube.com/watch?v=_-ydj6ylA&feature=youtube_gdata

来てくれた人にはナタデココ振舞うとTさん豪語しました!
俺もナタデココ貰いに行くよ!
 日時:4月11日(日) 11:00am - 13:00
 場所:都内で調整中。一週間前には決定。
 条件:iPhone 3GS(ムービー撮影対応機種)
    参加費なし

Twitterやってる人用の募集ページ。
http://tweetvite.com/event/iBullet

こちらがMySpaceでの告知ページ。
http://bit.ly/cRhJL6

前回の仮編集映像です。
アクションする監督 某さん凄い。
このアクションに勝てる映画監督は…いないと…思う!
http://www.youtube.com/watch?v=JuDyX1oZMwY&feature=youtube_gdata

近藤善揮出演情報諸々アップ

諸々情報アップいたしました。
http://www.tukinoishi.com/main.html

いろいろ助けて頂いている所属事務所、株式会社月の石 森口社長、並びに芸能事務所ムーンストーン代表 増田氏にこの場をお借りし感謝いたします。
ありがとうございます。

近藤善揮

近藤善揮出演作品東京上映です。

「どんずまり便器」東京でも上映です。詳細またご案内いたします。

6月12日(土)〜18日(金)に池袋シネマロサにて【CO2inTOKYO'10】開催します! 初日ゲストはな、なんと大友良英氏! 波乱の大阪の夜から、発見の池袋の夜明けへ!

墨之江ユキの満ちた月

月と満ち潮と異国の香り

それが今回彼女のライブから受けた印象。
箱が変われば印象もずいぶん変わる。

今までのどこか退廃的匂いは、満月の夜が流した涙とともに、潮風に乗り、遠い異国へと消えてしまったかに感じた。

普段彼女のライブでは、打楽器はあまり登場しないのだが、満月の夜の異国の風は、新たな息吹を運んで来た。

それはあたかも、ステンドグラスから差し込む光が一つに溶け込んで、黄砂の霞の向こうに見えた大陸の蜃気楼の如く空間を包み込んだ。

墨之江ユキの歌声は、まだ見ぬ異国の地から海を渡り行く蝶の羽音のように、私の元へ運ばれて来た。

レトログレスエスニック
彼女のライブは、海を越境し行く蝶のように、これからも見果てぬ涯てへと飛んでゆくのであろう。

2010年3月30日火曜日

今晩は墨之江ユキLIVEに行きます。

久し振りに、彼女の歌声を聞きに行こうと思います。
今を歌う、昭和の歌声を聴きに…
彼女の歌声には、スリ硝子の向こう側の世界が映りだす。
http://music.geocities.jp/flower_doctor_otis/

☆3月30日(火)大泉学園「in F」http://in-f.cocolog-nifty.com/
PM8:00start LiveCharge2500円
立岩潤三per http://members.jcom.home.ne.jp/tanc/ 
福島久雄gt http://www.k3.dion.ne.jp/~gypsyswg/index.html

朝の羅針盤

朝はめくり来る

2010年3月29日月曜日

京都 銀月アパートメントからの手紙 2010春

もう7年程前になるだろうか。
ある日突然、私の元に、かつて住んでいたアパートの、見知らぬ現在の住人からメールが届いた。

それから、毎年この季節になるとどちらからともなく、メールをやりとりするようになった。

今年は私の方からメールを送ってみた。

映画『Closed note』『鴨川ホルモー』の舞台となったこの白壁の古い洋館アパート。
大嶋渚監督や竹久夢二も住んだと噂を聞いた事がある。
『Closed note』が公開される以前から、私には実際にこんなやりとりが続いているのだ…。


「銀月アパートの桜の季節がきましたね」

◯◯様

早いもので、今年もまたこの季節がやって参りましたね。
毎年この季節になると、銀月アパートの桜が思い浮かび、思わずメールをしたためて
しまいます。
今年は少し開花が遅くなるかもしれませんね。

◯◯様は、いかがお過ごしでしょうか?

私は、昨年所属事務所を移籍し、当面映画を本業にしていく予定です。
また、最近写真と文章のセッションを始め、俳優以外でも諸々やっております。
http://ykondou1193.blogspot.com/

この春は、東京では寒暖の差が激しく、桜も開花から長く咲き誇るとの事。
どうやら長い春となりそうです。

京都の白川疎水の桜は、今年も色鮮やかに咲き誇る事でしょう。

今年も美しい季節を満喫ください。


かつての2F9号の住人
近藤善揮


「Re: 銀月アパートの桜の季節がきましたね」


近藤さま

おはようござます。
銀月の桜は、今五部咲きくらい、でも十分にその存在感を周囲に放っています。
その姿を眺めながら、ああ、また一年たったのだな、と思います。
私が借りている銀月の角部屋からは、枝垂桜は手が届きそうな近さです。

写真を添付します。
このところお天気がすっきりしませんので、雨模様の景色の中の枝垂桜ですが。

では近藤様も美しい春をお過ごしください。

◯◯

「桃色のジャンヌダルク」iPhoneでも紹介

「桃色のジャンヌダルク」iPhoneアプリ 映画ナビでも紹介されてました。
iPhoneユーザー以外の方は下記より。
http://www.81tokyo.jp/iphone/lovecinema/3-4/153439.html

増山麗奈、職業・画家。夫と子供ふたりの4人暮らし。雑誌「ロスジェネ」編集委員。路上パフォーマンス・桃色ゲリラ主催。戦火の傷跡の残るイラクにおもむき、現地のアーティストや子供達との交流も続けている。乳房をむきだしに母乳で描く母乳アートや女性が挑発的な肢体をさらすネオ春画で、美術界だけでなく下世話な男たちの注目をも集めた彼女は、女であることをあえて逆手にとり「LOVE&PEACE!」「NO WAR!」「原発反対!」と声高に叫びながらメディアを駆け抜ける。母親であることと芸術活動、社会活動が日常にとけ込む増山の生活から見えてくるのは、純粋なまでの子供達への愛、そして確実に未来を変えていくであろう新たな母親像。監督は長年映画編集に携わり、今回初の監督作となる鵜飼邦彦。2007年彼女のパフォーマンスに魅了され衝動のようにカメラを回し始めた。

ユーロスペースサイト紹介記事
http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=258

2010年3月28日日曜日

近藤善揮出演イベント情報〜「沈黙の隣人」上映

2010年5月9日(日) 
AM 11:00 開場 PM 12:00 開演

増田俊樹最新作 『沈黙の隣人』 凱旋上映 !!
〜バースデー特別企画〜
実話 増田俊樹 「その逞しくも儚い人生」

話題作『おやすみアンモナイト』の地方公開決定、
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2010」では
最新作『沈黙の隣人』が上映され、順調な滑り出しを
見せたかに思える2010年の増田俊樹。
女優展開するグラビアアイドルがロフトAに集い、
貧乏でインディーズな俳優/映画監督の実態に迫る !!

<第一部> 『沈黙の隣人』凱旋記念バトルトーク
〜女優、スタッフ、裏方が暴くその横顔〜

<第二部> 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2010」
フォーラムシアター オープニング招待作品 『沈黙の隣人』上映
監督/脚本/主演:増田俊樹
共演:黄金咲ちひろ 円 美穂 疋田紗也 神楽坂 恵 
    近藤善揮 赤木智弘(友情出演) 鈴木邦男(特別出演)

<第三部> 『沈黙の隣人』出演者舞台挨拶〜物販+サイン会

【出演】 増田俊樹(俳優/映画監督)
【ゲスト】円 美穂(女優)、白井 優(女優)、渋木美沙(女優)
      近藤善揮(詩人/俳優)、白井 蛍(歌手)、安宅白来(ライター)  
      昼間たかし(ジャーナリスト)、神楽坂 恵(女優) 他  
      お祝いゲスト多数登壇予定 !!
【会場】 Asagaya/Loft A        
      東京都杉並区阿佐谷南1−36−16ーB1  http://www.loft-prj.co.jp/
      JR中央線阿佐谷駅パールセンター街 徒歩2分 電話:03-5929-3445
      OPEN 11:00 / START 12:00 前売¥2,500/当日¥2,800(共に飲食代別) 
      電話予約:03-5929-3445 ウェブ予約:
      http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=353

ありがとうございました。

皆様のおかげで無事終わりました。
ありがとうございました。

おじさんも、仕事が終われば、優しいおじさん(^_^;)

2010年3月27日土曜日

まだまだ足りません

一つ前の日記の企画、まだまだ人が足りません。
あなたのあなたのあなたの、繋がりが必要です。
熱意は…連鎖する。
そう信じている。

必見!iPhone3GSユーザーの皆様へ

映像ディレクターTさんの企画です。

3月28日(日)に【iPhoneカメラでタイムスライス】という企画が開催されます。
詳細はhttp://lnk.ms/77S95

どんな内容か説明します :-)
都内公園に数十名のiPhoneユーザーに集まってもらい、被写体を取り囲んで一斉にムービー撮影。
そのムービーファイルをTさんが編集して、マトリックスみたいなタイムスライスを再現してみます。
何ら商業性のない遊び企画ですが、クリエイターや一般参加者たちの交流もできるような参加者が楽しめる集まりになると思います。

複数のメディア関係者やクリエイターが、結果を楽しみにしているメッセージをくれているので、今後、ワクワクするような展開があるかもしれません。

誰かお連れの方との参加でも大歓迎です。

(予定では)11:00〜13:00に代々木公園で開催します。
が、週間天気予報などで変更する場合もあります。

また、私 近藤善揮の今までのblogでも公開しているような写真と詩のコラボ作品を希望者にはその場で作成して即プレゼントするなど特典も御用意いたしております。

参加希望者の方は私宛に件名「参加希望」にてメール下さい。
ykondou1193@yahoo.co.jp


皆様のふるってのご参加を心よりお待ち申し上げます。

代々木公園"西門"までの地図です。
http://aqbirec.com/dl/yoyogi_map.jpg
最寄り駅は代々木八幡駅か代々木公園駅。

明日の昼にイベント告知します

明日の14時までに、日曜日一体俺達は何をしでかすのかご案内いたします。
俺の天才も合わせて日曜日お披露目となるかもです。
お楽しみに。
本日のスープカリーの会ではその天才の片鱗をお披露目いたしました。
そのスピードにビックリされてました!

2010年3月26日金曜日

2010年3月25日木曜日

明日はスープカリーの会だよ!希望者おいで!

オジさん二人が写真の中で何やら呟いております。
来年は夕張と沖縄国際映画祭と南北ダブル参加目指します〜!
映画監督 増田俊樹 間もなく46歳 俳優 近藤善揮 今年43歳。
加齢臭漂うオジ様と楽しいカレーの会…
おっと…、素敵な大人のスパイシーな香り漂うオジ様達も参加する、恒例のスープカリーの会!
詳細は下記mixiコミュニティよりm(_ _)m
http://mixi.jp/view_event.pl?id=51160287&comment_count=6&comm_id=2450478

何やら 主宰の映像ディレクターの田中さんは、ゴッツ凄い映像企画を今週末催します。もちのろんで俺もその企画参加します。

それとは別件で、俺もゴッツ凄い企画考えてます。
「映像詩人 近藤善揮が一日で美女100人を撮影し、その場で100句を写真に添えるギネス企画!!」
率直、本日まで blogで掲載してきた写真と言葉は、撮影から加工、言葉を添えるまで3分かかってません。

そんなこんなのおもろい企画のご案内も明日できるかと思います。

増田俊樹監督の軽妙なトークも冴え渡るでしょう!

さぁ、貴方も素敵な春のスープリング スープカリーの会!おっと…。

初めての参加希望者は、コメントかメール下さい!
あ、アメブロの方はコメントできない設定になっているので、mixiからメールお願いしますm(_ _)m

それでは楽しい一時を過ごしましょう!

善揮

横浜さんの映画を観て思った

横浜聡子監督の作品は劇場でもビデオでも観ている。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51586875&comment_count=0&comm_id=3251211

何となく写真に言葉を埋めてみた。

例えば、色盲者が進化したら、どのような風景が見えるのだろう…。

先の見えたバベル

人生は先が見えない方が良い。

2010年3月24日水曜日

テンガロンハットに乗せた町

太宰治は甲府の事を
シルクハットをひっくり返した町
と言ったが、
六本木はテンガロンハットの上に乗せた町
のような気がする。
丘の裾野は適度にうねりをきかせ…。

雨の足跡

ヴェルレーヌのやうに

桃色のジャンヌダルク〜ポスターはこちらです

すんません。一つ前の日記にポスター入れ忘れましたm(_ _)m

近日公開 映画「桃色のジャンヌダルク」

世界は「女」で変えられる。
原発、貧困、イラク、エロス…すべてをつなぐ母性が世界を変える!
http://www.momoirojeanne.com/

2010年3月27日(土)〜4月16日(金)
21:00〜 レイトショー公開
渋谷ユーロスペースにて上映
「桃色のジャンヌ・ダルク」 <ドキュメンタリー映像作品>
監督/編集:鵜飼邦彦
演出補/撮影:増田俊樹 
ドラマ出演:神楽坂 恵 増田俊樹 黄金咲ちひろ 吉行由実
配給:アルゴ・ピクチャーズ

月の石サイトでも詳細ご確認頂けます。
http://www.tukinoishi.com/main.html

2010年3月23日火曜日

卒業する貴方へ贈る写真と言葉

何もしないよりは、失敗する方が前進である。
私も10代の頃の原点に立ち返り、再び書く!
先へ進もう!

文学賞落選

20年振りにコンペに作品を出した。
落選のショックは隠せないが、反省点は多々ある。
今後の最大の課題は字数制限との戦いだ。
気合いを入れ直したい。

次は、中編の童話を書く予定。

落選作、未発表となるのは作品がかわいそうなので、blogに載せました。

『食パンのダンス』
             近藤善樹
 冷凍庫を開けると、食パンの耳が静かに眠っている。
 僕にはカツノリ君という幼馴染がいて、食パンの耳は、そんなカツノリ君の思い出とともに眠っていた。
 カツノリ君は、食パンの耳をカリッと油で揚げ、砂糖をまぶしたおやつが大好きだった。お昼にカツノリ君のお母さんがサンドイッチを作ると、冷凍庫の中はいつも食パンの耳でいっぱいになった。外で遊んできて、カツノリ君の家に帰ってくると、テーブルの上には揚げたての食パンの耳が美味しそうにお皿の上に盛られていた。僕達は、そんなカツノリ君のお母さんの手作りおやつが大好きだった。食パンの耳が嫌いで、真中ばかり食べる僕を見て、カツノリ君のお母さんは
「あらあら、もったいない。」
 と、僕の残す食パンの耳を油で揚げ、砂糖をまぶして食べさせてくれた。そんな優しいおやつが、僕にはまるで魔法の食べ物のようだった。
 小さい頃、僕は団地に住んでいて、そこには子供達も多く、住民達はまるで家族のように、お互いの家を行き来していた。高台にあったその団地は見晴らしも良く、夏の花火大会ともなれば住民は皆屋上に集まり、大人達はビールの泡で口の回りを真白にし、子供達はスイカの汁で口をべとべとにし、大人も子供も
 「まあ、だらしないわねえ」
 と、妻や母親に怒られたりしたものだった。その傍らには、カツノリ君の家のカリッと揚がった食パンの耳が、いつも添えられていた。
 打ち上げ花火は威勢は良いが、いつも散り際は、はかなく切ないものだ。
 カツノリ君の家は、しばらくすると不在がちになった。
「カツノリ君、あーそぼー。」
と、玄関で大きな声で呼んでも、カツノリ君は出て来なくなった。しばらく呼んでも誰も出て来ないので、僕はしょんぼりと家に帰る。
 ある日、母親がカツノリ君に会わせてくれるというので、僕は嬉しくなって大喜びで母に着いて行った。
 母が連れて行ってくれたのは、大きな大きな病院だった。身体にチューブをたくさんつけて、頭に白いキャップをかぶったカツノリ君がいた。カツノリ君はにっこり笑って、嬉しそうに僕に近寄ってきた。僕も嬉しくなって大はしゃぎしてカツノリ君のところに近寄った。けど、僕達の前には大きなガラスがあって、僕達はガラス越しでしか話す事が出来なかった。しばらして帰る時間になり、僕は母からもらったお金で買ったおもちゃをカツノリ君にあげた。カツノリ君はとても喜んでくれた。帰り際、僕はカツノリ君のお母さんに
「なんでカツノリ君はチューブだらけなの?」
と聞いた。するとカツノリ君のお母さんは、突然泣き出した。そしてポロポロ涙を流しながら僕に揚げた食パンの耳をくれた。
カツノリ君が言った
「約束してね、食パンの耳残しちゃだめだよ。」

 しばらくしてカツノリ君に会った時、カツノリ君は白い白い花に囲まれて、小さな小さな木の箱の中で眠っていた。今度は僕が泣き出していた。白血病だったのだそうだ。

 僕の目の前で今、油の中の食パンの耳がカリカリとダンスを踊るように舞っている。その下の大きな焔は、団地での花火のように思い出を優しく包み込む。賑やかに凝縮されたフライパンの中に、あの頃の光景が思い出される。
 あの日以来、僕は一度も約束を破っていない。

階段に思う

階段の途中で考える。

2010年3月22日月曜日

不況と映画 演劇の関わり方

昨今の不況は深刻である。
映画や演劇を観たくとも観れない人がいる。
現実だ。
失業手当受給者には、給付証を受付で見せたら、「失業者割引」みたいなものを作るのはいかがであろうか?
少なくとも、私が関わる映画に関しては提言していきたい。

2010年3月21日日曜日

山田ジャパンの公演を観た

劇団が大きくなって行く過程において、そこそこ客が入って来るようになるとタレントを起用するようになってくるところが多い。それに応じてタレントギャラの問題もあるのだろうが、観劇料金が上がってくる。
映画や演劇と関わって生活していると、世間の経済状態とズレが生じて来る事が多いような気がする。
先日もちょっとしたルポルタージュを書いたのだが、率直世間は相当に、ビックリするくらい不況だ。映画や演劇に金を使っている程余裕のある人は本当に少ないと感じた。家庭を持っている人間は尚の事である。だとしたら、少しでも安くして行く努力をする事が大切だと思う。

山田ジャパンの公演を観た。ここは旗揚げから欠かさず観ているが、チケット料金をほとんど上げていない。いとうあさこさんという今では売れっ子タレントもここをホームとして活動しており、ここに至って敢えて有名タレントを起用する必要もなく、マイペースで公演を行っていける理想的なスタンスがある。
良い環境の中で公演を打って行ける状態というのは羨ましくもあり、ここは本当に理想的である。

今日観た公演は、今までと少しスタイルを変えてきた。物語性を重視し、適度なセンチメンタリズムを盛り込み見る者を飽きさせない展開を呈してきたのだが、実に調和の取れた申し分のない話だった。これはウケるし客も入るだろうなと思った。
だが、実は私としては、もっと笑いを求めたかった。誤解のないように申しておくが、実に良い芝居だったのだが、一個人としては、ここに徹底した笑いを求めに来ていたのだ。それなら漫才でも観に行けよ!と言われそうだが、そうではなく、山田ジャパンの笑いを求めに来ているのだ。旗揚げから観ているので、一個人として要望もいろいろ出てくるが、山田ジャパンの笑いのセンスが私は好きだ。盛り上がりの中で、平気でバッサリ展開を切り、笑いに持って行くようなあの展開が好きだ。個人的には次はもっと大笑いしたいと思った。

良い芝居だった。

山田ジャパンの在り方に賛同する。

PS:松本君!あと二回頑張って!

ハロルド・ピンター

※写真と本文は関係ありません。

ハロルド・ピンターというノーベル賞作家の作品を実は私は映画の作品でしか知らない。
おそらく多くの人がそうではなかろうか。
有名なところでは『さらばベルリンの灯』最近のものでは『SLEUTH』など。
ピンターの舞台作品を下北沢で初めて観た。
まず長台詞がほとんどないところで、会話劇特有のリズム感が出て来る。しかしながら軽妙なのではなくその言葉一つ一つに含みがあり、全編を通して見飽きる事がない。
これは演出の力なのかもしれないが、作品はリズミカルにそして奥行きを持って進んで行った。
象徴的だったのが、二話あるうちのその両方共が、客席側のドアから舞台をクロスするよに役者の出入りを計算していた事だった。
これは男女の関係というものと、物語の入り組みを上手く舞台上に取り入れていたと思った。
ピンターの作品は映画でもそうだが、物語に奥行きがある。
その先にあるものを予見させつつ見る者の想像力に委ねる力がある。
この今日観た舞台もまさしくそのピンターの力を感じた。
ただ、それを演じるには力量不足と感じる役者がいたのは残念だった。

2010年3月20日土曜日

2010年3月19日金曜日

宣伝コピーと写真を頼まれる

卒直、卒倒しそうな程忙しい。
しかしながら、私の写真と文章を見たという方からコピーの依頼を受けた。
試しにこんなん作ってみた。

不純物のない朝

一杯の珈琲

このささやかな幸せの為に

小さな小さな幸せが待っている。だから僕は身を粉にして働く。

2010年3月17日水曜日

さよなら白熱灯

京都は新懐折衷が織り成す美しい街だ。
古きと新しきが共存共栄する美しい街だ。
白熱電球は日本の家庭を明るく温かく包み込んで来た。
なくすだけで新しいものが勝ち残り生き抜いて行く世の中は何かが間違っている。

私のコレクションから

古き良き中に身を置きながら

階段

階段に思う。

誰かの呟き

空は囁く

2010年3月15日月曜日

指先の思い出

私の指は感じていた。
愛にぬくもりがないと

夜はモノクロームの為に

太陽はいつも瀕死である
息絶え絶えに昇り来る

孤高の夜を待ちながら

夜は再び訪れる

人体テロル

悪ふざけが過ぎました(^_^;)

モノクロームイマジネーション

忘却の彼方

男と女

ちょうど陽物が敏感に反応する頃に、僕は女風呂と永遠の決別をした。

小さな勇気

最初の一歩

セルフポートレート〜美学

男の作り方

2010年3月14日日曜日

人工体温

温度差

川合玉堂の見た春は

玉堂に会った。
京都で掛軸の仕事にたずさわっていた頃の懐かしい玉堂が、春と共に私を迎えてくれた…。
懐かしさに涙が零れた。