2010年6月29日火曜日

駒井ゆり子『パリ音楽留学ノート』

これまた昨年二期会サントリー公演で共演したクルトパイユの駒井ゆり子さんの本の紹介です。

単なる音楽ノートではなく、パリの匂いや文化などを独特な明るいタッチで綴った、読んでいて楽しくなる本です。
Opera好きな方のみならず、フランス好きな貴女にはお薦めです。

この夏ワイン片手に避暑地で読むなんてのもオシャレかもしれません。

駒井ゆり子『パリ音楽留学ノート』じゃこめいてい出版より ¥1500

2010年6月28日月曜日

俳優修業〜駒形どぜう

夏休みが終わろうとしている。さぁ、俳優のフィールドへ帰ろう。
編集という夏休みの宿題は僕にとってはとても有意義な自由課題だったような気がする。

俳優には夏休みの日課であるラジオ体操のような習慣づけられた場が必要であり、それを経て現場へと向かえるような気がしてならない。
自分で自分に与えた課題と、それを客観的に見てくれる人がいて、俳優として少しずつ少しずつ背伸びせず上に向かって行く。
そんな場を、俳優は持っておくべきだと思う。
ハリウッドでは当たり前のことなのだが。
本日も有意義な稽古の時間が持てた。

そして、稽古後の美味しいどぜうも有意義なものだった。

ご馳走様でした。
そして、本日も良い稽古空間をありがとうございました。

2010年6月27日日曜日

第一回武蔵野映画祭に行って来ました

都合で前半の部しか見れなかったのですが、地域に根ざしたこういった小さな映画祭がどんどん普及して行けばと思いました。
http://www.musashino-ff.com/index.html

オープニングは日頃お世話になっている映画プロデューサーの赤間さんプロデュース『コンティニュー』
また夕張映画祭で知り合った勝又悠監督作品など個性的な作品が多かったです。

来年は私も作品を出してみたいと思います。

自分の視覚を具現化できている作品がやはり観ていて安心出来ると思いました。

2010年6月25日金曜日

出演作『メトロポリタンの猫』公開へ

私、近藤善揮が出演並びに編集に関わった短編『メトロポリタンの猫』が辻岡正人の『Dirty Heart』と共に上映される運びとなりました。

短編という性格上、ロードショーは無理だと思いますが、何かの機会があるごとに上映されると嬉しいですね。

詳細は下記より参照願います。
http://www.tukinoishi.com/main.html

2010年6月18日金曜日

アンドレア・シェニエ

ふと思った。
昔少しかじったフランスの偉大な詩人を題材に、またクルトパイユと何かやってみたいなと。
この人とフランス革命は切っても切れない関係だが、現在に置き換えて彼の生涯をさかのぼってみると、意外といろいろなものが合致する。
これは面白いと思った。
今晩相談してみよう!

2010年6月17日木曜日

セレブの貢物

金がないブログで呟いていると、不思議と貰い物が増えたりする。


あたかも私のブログはアラジンの魔法のランプ。

ということは、あと二回(^_^;)

…そんなに世の中上手くいくわけがない…。



昨日の事であるが、とあるセレブ女性から靴をプレゼントされた。

「主人に買った靴なんだけど、主人には少し大きすぎたみたい。だからあげるわ。」



喜び勇んで履いてみたが、さすがの私にも少し大きかった。

しかしながらせっかくの頂き物であるので

「いやー、俺のバカの大足にはぴったりだよー。」

と笑顔でもらってきた。



その後、履き続けた私の足は靴ずれで大変だったことは言うまでもない(^_^;)



世の中というのはそうそう上手くいくものではない。



上手くいかないと言えば、野火監督から久しぶりに連絡がきた。

急ピッチで映画の完成を急いでいるが、俺のセリフでどうしてもアフレコが必要な個所が出てきたとの事。



本日はこれからアフレコに野火監督のスタジオまで行く。



映画というのも、そうそう上手くいくものでもない。



そんなことをしみじみ考える私であった。

2010年6月15日火曜日

俳優修行

同じ稽古場に通っていたT君も、今やCO2で主役を張るようになり、映画で引っ張りだこのスター街道を歩むようになり、俺も若手に負けてられん!と、コツコツと密かに稽古に足を運ぶ。

あっさりした演技がテレビの世界で溢れ、そんなナチュラルといわれる演技に辟易とする自分にもがきながらも、俳優としての新たな方向性を模索する。

ここは、自分を点検し、俳優としての自分の軌道修正をする場。
そこには境界線も何もなく、演技の上手い下手も関係なく、一線上で各々の俳優のレベルアップをはかっていく場。
声を出す。俳優としての、役者としての声を模索していく。ゴールはない。
何が良いか悪いかではなく、声を求めていく。

役者仕事が減ってきたなら、それをまた増やす為に精進してスタンバイしとかなければならない。

そんな心構えで最近過ごしている。

そんなことを考えていたら、映画の仕事の話が三本ほど来た。
だが、まだまだ昨年より仕事が減っている。

年三本の主演。

これは俺の役者ノルマだ。
そのために、日々精進。

2010年6月14日月曜日

映画の編集

一つのシーンに様々な挿入を入れ、加工しセンスの良い画像にして行く。
映画監督の思い描く背景には拘りがあるのは確かだが、そこばかりに拘っていては物語というのは組み立てが悪くなる。
ドラマ映画はあくまで物語があってこそ成立するものだ。
そこの認識がずれて行くと、単なる映像遊びにすぎなくなってしまう。
ドラマ映画には微妙なバランスが作用し、それを上手く取りまとめた作品は、観ていて安心できる。
そんな事を考えながら編集作業に携わっている。
我々に必要なのは、絶妙な客観性だ。

2010年6月11日金曜日

セレブと食事、そして映画の編集

金がないと言っていると、不思議とセレブ女性に食事に誘われたりする。
ちょっと前から気になっていたレトログレスな良い雰囲気の店があり、ランチにお呼ばれした。

さて、会食していてこの同い年の中間管理職女性の話を聞いていると、世の中はことごとく厳しい。サラリーマン生活を送った事のない私としては、こんな時に世間と自分の感覚のズレを修正出来たりする。

美女故に受けるセクハラの数々、年俸制移行に際し所得が200万下がった話…。

女性が生きて行く上で日本は本当にマズい国のような気がした。

こんな事書いていて、ちゃっかりゴチになる私も私であるが、人の好意は素直に受ける主義。

さて、夕方になり映画の編集の為渋谷のスタジオへ。
扱うのはMacのFinal Cut。
Windowsしか使っていない私であるが、編集は思ったより家庭ビデオの編集と差異なく、後はセンスの盛り込み次第という事が分かった。
イヤ〜、やっぱり最後はセンスでしょ!
編集の様子は増田さんも掲示板の一発目のスレッドの最後に書いてたりします。
http://www.th21.jp/bbs/moriayu/

あ、しばらく自分で立ち上げてたライターズカンパニー休業します。

ちょっとライターはお休み。
俳優業に特化です。

2010年6月9日水曜日

卒業と映画の編集

人生にはたくさんの卒業と入学、出会いと別れがあり、人生とはその繰り返しの中で成り立っているものだと常々考えている。

昨日は、ちょっとした私の卒業式であった。
小さな小さな、けれどたくさんの人達に囲まれての卒業式であった。
私が主演すると言うと、大挙して劇場や映画館に来てくれた、私のファンと言うおばちゃま達にもぐるりと囲まれた。
何の卒業式であったかは、今は言いませんが、ある意味で私の人生の中での小さな節目となる卒業式でした。
これからは、支えてくれているファンの方達ともっともっと交流を深めて行きたいと思う昨夜の出来事でした。
おばちゃま達は、私がテレビに出ると内緒にしていてもすぐに嗅ぎつけていつのまにやら録画していてビックリしたりした事もありました。
ありがとうね〓

さて、明日から映画の編集作業に関わります。
フィルムの編集はちょこっとやった事が実はあるのですが、DVは初めてです。
あ、家庭用のホームビデオの編集位はありますが、扱うソフトが全く違うし本編の編集は全く別物ですから(^◇^;)

頑張りますね。

昨日まで支えてくれた美女達に感謝し、これからも美女達の為に頑張って行きます。

素晴らしい出会いに感謝。
ありがとう。

そしてこれからもよろしく!

美女に囲まれてこそのハードボイルドです!

これからも良い映画に関わって行きますね。

2010年6月3日木曜日

ビッグスクーターでさえ…

ビッグスクーターに乗っていても、長い足が邪魔になる。
あぁ、うっとうしいなあ俺の足。

元イケメン?

元イケメンですよね〜!と言われたが心外だ。現役のつもりだ。髪もふさふさしとるし、腹筋も三段に割れとる。若い奴こそ俺を見習え!

2010年6月1日火曜日

メモランダム

あなたを退屈させないように生きたいと常々考えているが、実際の僕は退屈な男だ。だから僕は俳優なんてしているのかもしれない。映画や演劇に僕はいつもロマンスを求めている。ロマンスのない芸術は観ていてつまらないものとなる。