2010年6月15日火曜日

俳優修行

同じ稽古場に通っていたT君も、今やCO2で主役を張るようになり、映画で引っ張りだこのスター街道を歩むようになり、俺も若手に負けてられん!と、コツコツと密かに稽古に足を運ぶ。

あっさりした演技がテレビの世界で溢れ、そんなナチュラルといわれる演技に辟易とする自分にもがきながらも、俳優としての新たな方向性を模索する。

ここは、自分を点検し、俳優としての自分の軌道修正をする場。
そこには境界線も何もなく、演技の上手い下手も関係なく、一線上で各々の俳優のレベルアップをはかっていく場。
声を出す。俳優としての、役者としての声を模索していく。ゴールはない。
何が良いか悪いかではなく、声を求めていく。

役者仕事が減ってきたなら、それをまた増やす為に精進してスタンバイしとかなければならない。

そんな心構えで最近過ごしている。

そんなことを考えていたら、映画の仕事の話が三本ほど来た。
だが、まだまだ昨年より仕事が減っている。

年三本の主演。

これは俺の役者ノルマだ。
そのために、日々精進。

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