2010年6月14日月曜日

映画の編集

一つのシーンに様々な挿入を入れ、加工しセンスの良い画像にして行く。
映画監督の思い描く背景には拘りがあるのは確かだが、そこばかりに拘っていては物語というのは組み立てが悪くなる。
ドラマ映画はあくまで物語があってこそ成立するものだ。
そこの認識がずれて行くと、単なる映像遊びにすぎなくなってしまう。
ドラマ映画には微妙なバランスが作用し、それを上手く取りまとめた作品は、観ていて安心できる。
そんな事を考えながら編集作業に携わっている。
我々に必要なのは、絶妙な客観性だ。

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